こんにちは!
大田区池上の整体 腰痛館 からだくらぶ/整体スクール 代表の 金子信行 です。
私のもう一つのライフワークは 国際交流活動 です。
日常的には、「顔の見える世界地図を描こう!」を合言葉に NPO法人 PoE International Exchange. で活動しています。
私が家族と一緒に暮らしている街、東京都大田区は「国際都市おおた」を宣言しています。
その大田区が、多文化共生の推進を目的に「大田区多文化共生推進協議会」を設け、行政の施策に区民の声を反映させるため議論を重ねてきています。
私は、第5期大田区多文化共生推進協議会の委員を拝命し、昨年の10月から10名の委員の方々と共に、その議論に参加してきました。
今月、10月12日に行いました第5回協議会の議事要旨が大田区のホームページに公開されましたので、紹介させていただきます。
区長への提言を纏める最終段階に入った議論は、とても中身の濃いものになりました。
実は、この協議会に参加する前に、「多国籍タウン」としてNHKの番組でも紹介された新大久保商店街振興組合 理事長 伊藤節子様にお会いして、いろいろとお話を伺いました。
そのお話の中でとても興味深かったのが「インターナショナル事業者交流会(四カ国会議)」を通して、日本、韓国、ベトナム、ネパールの商店主の方々が、互いになんでも話させる信頼関係を構築することができた、というお話でした。
今回の5回目の協議会の前に、コロナ禍の中で 新大久保商店街のその後はどうなっているのかを伊藤理事長にメールでお尋ねしました。
伊藤理事長から すぐに返信があり、その内容に明るい未来を感じ取ることができましたので、伊藤理事長の了解を得てメールの内容を協議会で紹介しました。
そして、新大久保商店街の「四カ国会議」に学び、大田区に「多国籍区民会議」を設けることを提案しました。
様々なバックグラウンドを持つ区民が、平らな「場」で、なんでも話し合うことができ、その延長上に信頼関係を構築できたら...。
少子高齢化はずいぶんと前からずっと言われ続けてきました。
人口が減少していくことを避けることができなくなった私たちの国、街...。
活力があり 人に優しい街を創造していくことが、社会や経済の成長に繋がると信じています。
その実現に微力ながら全力を尽くそうと思っている昨今です。
伊藤理事長からメールも紹介させていただきます。
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金子 様
お久しぶりです。
コロナは高額な家賃を払い従業員を抱えているお店は大変でした。
融資、補助金、給付金など日本人の私たちですら
手続きがわかりにくかったのに、外国の人達は大変でした。
外国人のためのこんな相談窓口があるなどの情報をメールで流したり
ベトナム人の書類を韓国人が作ったり
お互い助け合いながらここまできました。
新大久保フェス、大久保まつりのようなイベントはすべて中止。
会議を開くこともできませんでしたが
6月、7月、9月とzoomによる
インターナショナル事業者交流会を行いました。
中小企業診断士による説明もその中で行いました。
そんな様子は昨年に続き、今年の9月にもBS1スペシャルで特集されました。
今は少し落ち着きを見せてはいますが
まだ客足は半分くらいのようです。
またぜひ新大久保にいらして下さい。
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第5回協議会議事要旨の10p.から13p.の中の「委員」の発言3回が、私の発言です。