こんにちは!
大田区池上の整体 腰痛館 からだくらぶ/整体スクール 代表の 金子信行 です。
”産後の骨盤矯正” という言葉をお聞きになられたことがあるかと思います。
妊娠・出産 という ”大事業” を経て、次に ”育児” という大事業が待っています。
育児は 時に 不眠不休で行うことがあり、 ”お母さん” は、自らを犠牲にしながらも赤ちゃんのために必死に育児に励まれています。
弊店も 育児に奮闘されている ”お母さん” が少しでも楽になっていただけるように施術に取り組んでいます。
さて、産後の骨盤矯正を希望される方の中に、開いてしまった骨盤を閉じて(絞める)ほしい、とのご希望を伺うことがあります。
しかし、骨で構成されている「骨盤」は、写真をご覧いただいてお分かりのように「構造上」開きようがありません。
もし、開く(動く)としたら恥骨結合部の軟骨が僅かに(1~2mm) ”開く” でしょうか…。
「出産前と体重は同じぐらいに戻ったのに、ジーンズがキツくて…。」
その原因をざっくり説明します。
子宮の中で育った赤ちゃんが 腹部のスペースの大半を占めるようになります。
出産後に、赤ちゃんが居たスペースに 押し上げられていた胃腸が下垂してきます。
大量の”平滑筋という筋肉(胃腸)” が 下垂したために、”下腹部ポッコリ” 現象が起きているのです。
骨盤を絞めるのではなく、下垂した筋肉(胃腸)を押し上げていけば、下腹部ポッコリ は改善出来るのです。
じっくり ジワーッと押し上げていくと…
笑顔で「ジーンズがスッとはけました!」